Lore

あなたを変えた人生の1冊を、
街の本屋から未来の若者へ。

『Lore』は、先行世代が薦める良書を地域の書店で先払いし、10〜20代の若者へ託す書籍寄贈プロジェクトです。

私たちの想い・背景

コンセプト:本を通じた、思いと知性の循環

『Lore(ロア)』は、人生の経験と資力を蓄えた先行世代が、自らの人生を導いてくれた良書を街の書店で先払いし、未来を担う10代・20代の若者へ託す「街の本屋発」の社会的フィランソロピープロジェクトです。

デジタル化が急速に進む現代において、私たちはあえて「紙の本」と「街のリアルな書店」を舞台に選びました。一冊の本と一言のメッセージを介することで、世代を超えた温かい善意の循環を生み出し、地域社会に持続可能な知の拠点を取り戻すことを目指しています。

事業の背景と、私たちが向き合う3つの社会課題

1. 若者の「紙の本」離れと、選択肢の固定化

ネット通販やSNSのアルゴリズム最適化により、現代の若者は「自分の検索履歴や興味の範囲内」の情報だけに囲まれやすい環境にあります。効率的な情報獲得が可能になった一方で、自分の予想を超えた未知の知性や言葉に出会い、視野を広げる機会が失われつつあります。

2. 先行世代の「豊かな経験と利他心」を社会に還元する場の不足

40代や50代以降の先行世代には、「これからの未来を担う若い世代を応援したい」と願う強い想い(利他心)が存在します。しかし従来の社会システムでは、そうした温かい善意が「手触り感をもって一人の若者に直接届いている」と実感できる具体的な場が極めて限定的でした。

3. 街の書店の減少と、文化的なセーフティネットの喪失

デジタル化の波に伴い、全国で街のリアルな書店が急速に姿を消しています。しかし書店は、「たまたま目に飛び込んできた背表紙のタイトルに人生観を揺さぶられる体験」など、デジタルでは代替できない偶発的な出会い(セレンディピティ)を生み出す、地域に不可欠な文化の防波堤でありセーフティネットです。

▲